「第13回カーボン技術セミナー」を開催 (東京)「炭素材料」基調講演

2017年11月07日

【ご案内】

来る12月1日(金)、東京国際フォーラムにて『第13回カーボン技術セミナーin東京』を開催いたします。
今回は特別企画として、東京工業大学 名誉教授 安田 榮一先生をお招きし、第1部にて「炭素材料その魅惑の基を考える」と題した基調講演を行っていただきます。 続いて第2部では注目が高まっている炭素製複合材「C/Cコンポジット」、第3部では当社主力製品である等方性黒鉛の中でも「超微粒子構造を持つ等方製黒鉛」、第4部ではユーザビリティーを重視し幅広い形状を取り揃えた「多孔質炭素 クノーベル® CNovel®)」をご紹介します。
カーボン材料の導入を検討されている方、現在お使いのカーボン製品の性能向上をお考えの方、現在お使いの材料から新たにカーボン材料へ置き換えを検討されている方など、ビジネスマッチングの場として、是非この機会をご活用ください。

なお、お申込み多数の場合は、抽選とさせていただく場合がありますので予めご了承ください。

開催日・場所

  • 2017年12月1日(金)12:45~ 東京国際フォーラム

セミナー内容

開始
時間
終了
時間
内容
12:45 13:00

【事務局からのご挨拶】
当社の企業紹介とカーボンについての基本的なご説明をさせていただきます。

講師:山田 祥史
(グローバル営業本部 マーケティング部 担当部長)

13:00 13:45

【第1部】特別企画 基調講演 テーマ「炭素材料その魅惑の基を考える」
炭素材料は、古くて新しい魅惑に満ちた材料です。
最近では,電池用材料、カーボンアロイ触媒、フラーレン、カーボンナノチューブ、グラフェン等、新聞等を賑わせています。このような魅力に満ちた炭素材料を有効に利用する上で,黒鉛結晶の異方性並びにその結晶成長を理解する事が重要です。本講では炭素材料の基礎についてお話しいただきます。             

講師:東京工業大学 名誉教授 工学博士 安田 榮一 先生

14:00 14:45

【第2部】今注目の炭素製複合材「C/Cコンポジット」 
熱処理の生産性改善策の一つとして、トレイ等に従来使用されている金属の代替材として注目されている「金属の1/5の軽さ、耐熱温度2000℃」の特長をもつC/Cコンポジット(炭素繊維強化炭素複合材料)をご紹介します。   

講師:町野 洋
(熱テクノロジーマテリアル事業部 CC素材製造部長)

関連リンクC/Cコンポジット

15:00 15:45

【第3部】超微粒子を持つ等方性黒鉛
東洋炭素は1974年に世界に先駆けて「等方性黒鉛」の量産化に成功しました。その後、その構造はより微細化が望まれ、超微粒子等方性黒鉛(当社グレード:TTKシリーズ)の開発に至りました。本講ではその超微粒子等方性黒鉛をご紹介します。

講師:齊藤 清(熱テクノロジーマテリアル事業部 素材設計グループ マネージャー)

関連リンク等方製黒鉛

16:00 16:45

【第4部】ナノ孔を有する多孔質炭素「クノーベル®」の特異的な機能
一般的なカーボン材料には見られないメソ孔(2~50nmの気孔)を多く含む特殊な構造を有する多孔質炭素(クノーベル®)。その用途は自動車、電子機器に始まり、今後成長が期待されている医療、IoT分野への拡大も見込まれています。
この特徴的な構造を生かし、その用途は自動車、電子機器に始まり、今後成長が期待されている医療、IoT分野へ拡大が期待されます。

講師:森下 隆広(執行役員 高機能ケミカル事業部長)

関連リンク多孔質炭素 クノーベル® CNovel®

*各セミナーの15分まえから受付開始します。
*各セミナー終了後、質疑応答と休憩の時間を予定しております。
*お申込み多数の場合は、抽選とさせていただく場合がありますので予めご了承ください。なお、同業他社の方のご参加はお断りさせていただいております。

詳細および参加お申込みについては下記リンクをご確認ください。
第13回 カーボン技術セミナー 2017年12月1日 東京 「炭素材料」基調講演

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東京国際フォーラム