TaC/Ta 複合材料 EVEREDKOTE®-K

everedkote.t.jpg浸炭法にて高純度タンタル表面にタンタルカーバイドを形成した製品です。

EVEREDKOTE-K®とは、高純度タンタル金属を母材とし、浸炭技術にてタンタルカーバイド層を形成させたTaC/Ta複合材料の名称であり、以下の特徴を有しています。

○ 高温で安定なタンタルカーバイド層であり、耐熱性に優れています。
○ 急速な加熱冷却にも強く耐熱衝撃に優れています。
○ エッチングガスに対する耐反応性に優れています。
○ 高融点金属との耐食性に優れています。
○ タンタル母材、タンタルカーバイド層ともに高純度です。

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EVEREDKOTE-K®の表面および断面組織写真

EVEREDKOTE-Kの表面および断面組織写真

高融点金属との反応性

1600℃ 1800℃ 2000℃ 2180℃
Ta VS Ta X X X
Mo vs Mo
W vs W
Mo vs W
Ta vs TaC X X X
Mo vs TaC
W vs TaC
TaC vs TaC
※ 〇:固着無し △:弱い固着 X :強固な固着

タンタルカーバイド層の不純物分析(単位:mass ppm)

元素 含有量
B  0.03
Na < 0.01
Mg < 0.05
Al 0.35
Si  <0.01
P <0.01
S <0.01
Cl 0.03
Ca < 0.05
Ti 0.01
V 0.02
Cr < 0.1
Mn < 0.005
Fe  0.06
Co < 0.01
Ni <0.01
Cu <0.05
Zn < 0.05
As < 0.1
Nb 7

※1 < :検出下限未満を示す ※2 上記数値は測定例であり、保証値ではありません。

放射率

放射率比較グラフ

特徴

  • 耐熱材料
  • 耐食性材料
  • 低放射率材料
  • 耐熱衝撃性
  • 緻密性
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品質向上、歩留まり向上、コスト削減につながるEVEREDKOTE-K®を一度お試しください。