投資家の皆様へ

トップメッセージ

東洋炭素グループは、C(カーボン)の可能性を追求し世界に貢献する。 代表取締役会長 兼 社長 兼 CEO 近藤 尚孝

第78期 第2四半期の概況

当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦の長期化や英国のEU離脱問題、中国をはじめとするアジア一部地域の景気減速などの影響により、先行き不透明な状況が続きました。また国内経済は、個人消費は回復基調にあるものの、輸出や生産に弱さが見られました。

当企業グループを取り巻く事業環境は、半導体市場においては設備投資抑制の動きが見られるものの、ウエハー向けを中心とした需要が堅調に推移しました。また、輸送機器関連市場では、電車向けパンタグラフ用すり板の国内外での需要が拡大しました。一方、エネルギー関連市場では、中国政府の政策転換等の影響により、太陽電池用の需要が引き続き低迷しております。

このような中、当企業グループは、中期の需要を見据えた設備投資等による高付加価値製品の増強や生産性向上、新製品・新規事業開発に努めてまいりました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、前第1四半期に計上した中国高温ガス炉(HTR-PM)向け売上32億円が剥落したものの、売上高は191億41百万円(前年同期比13.2%減(中国高温ガス炉分除く前年同期比1.5%増))、営業利益31億58百万円(同24.4%減)、経常利益30億66百万円(同25.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益23億3百万円(同24.6%減)となりました。

今後の見通し

今後の見通しにつきましては、米中貿易摩擦の激化や日韓の輸出管理問題の影響が懸念されることから、当企業グループを取り巻く事業環境は不透明感が増しております。これらの状況や第2四半期連結累計期間の業績を踏まえ、通期の業績予想につきましては、売上高370億円(前期比10.0%減)、営業利益58億円(同17.3%減)、経常利益58億円(同17.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益40億円(同18.5%減)を見込んでおります。

株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

2019年9月