社会への取り組み

社会への取り組み

新型コロナウィルス感染症の世界的拡大という人類未曽有の危機に直面する私たちは、従来以上に重視される企業の社会的側面として、人的資本の分野では「人権の尊重」をはじめ、「健康と安全」ひいては「ウェルビーイングの充実」、「社員エンゲージメントの向上」、「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」、「サプライチェーンにおける取引先との適切な関係性の構築」、「社員や地域社会との調和」等、広く社会に対して、正しく適切な配慮を行う企業としての持続的な成長を目指しています。

人的資本マネジメント

グローバル化をはじめ、少子高齢化による労働人口の減少やDXの波、ウィズコロナにおける新しい働き方・価値観・ビジネスモデルの変容等、目まぐるしく変化する経営環境のもと、当社はサステナブル(持続可能)な社会の実現に貢献する人事環境の構築を推進しています。
社員にとって働きがいのある会社を目指すことは勿論、多様性の尊重、適所適材による人材配置と中長期的な人材育成、健康経営の推進、公正な評価と総合的な報酬政策によるエンゲージメントの向上を重視します。
こうした各種人事施策を通じて、「人と組織」のパフォーマンスを最大化するとともに、「すべての人の安全と安心が保障された『誰一人取り残さない』社会の実現」に向け、一人ひとりが情熱と誇りを持って挑戦できる活躍の舞台を提供し続けます。
当社にとって人材は最も大切な資産であり、人の成長こそが、会社発展の原動力であると考えています。図に示す11のカテゴリーからなる人事課題をもとに、アイディア豊かな多様な個性を尊重し、人と人との信頼と共創により、サステナブルな未来の実現に貢献します。

ダイバーシティ&インクルージョン

人権の尊重について

昨今、人権課題に対する社会からの要請が高まる中、国内外で人権に関する法制化・ルール化が進んできました。
当社では、事業活動において影響を受けるすべての人々の人権を擁護することは、持続可能な経営基盤を強化するための重要な要素の一つであると考え、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」を支持、尊重しながら、社員のみならず、多方面のステークホルダーの皆様の人権尊重に取り組んで参ります。

ダイバーシティ&インクルージョン

「ダイバーシティ&インクルージョン」の推進は、重要な課題の一つであり、多様な人材による多様な発想は、企業や社会の持続的成長の源泉と言えます。
当社は、性別や国籍をはじめ、宗教、年齢、障がいの有無、その他の差異による差別の禁止を基本原則とし、自分とは異なる価値観やアイディアを持つ社員がお互いを尊重し合い、働きがいをもって働くことができる信頼と共創の溢れる企業風土の醸成を目指しています。

教育体系図

教育体系図

2021年度、各種セミナーでは「人権・心と体の健康・ダイバーシティ」等、サステナビリティ分野に関するセミナーを実施しております。

従業員エンゲージメントの向上

当社にとって人材は最も大切な資産であり、人の成長こそが、会社発展の原動力であると考えています。良き企業風土の醸成と従業員のやる気・やり甲斐を継続的に向上することを目的に、2008年より定期的に従業員意識調査を実施しています。
また、当社では、従業員のご家族様とのエンゲージメント向上にも力を入れており、定期的に「夏休み家族の工場見学会」を開催しています。

労働安全衛生

労働安全衛生への取り組み

東洋炭素では従業員のみならずカーボン事業に関わる全ての人々が、安全はもとより、より良い環境で働けることを目指しています。 ヒヤリハットやリスクアセスメントを有効に活用し、危険の芽をいち早く摘み取ることで安全な職場の実現に取り組んでいます。

東洋炭素 環境・安全衛生方針

  • 1.年始無災害運動と本年度の安全衛生計画の周知
  • 2.健康維持の推進
  • 3.環境及び安全衛生教育の徹底と安全意識の高揚
  • 4.産業廃棄物削減強化徹底
  • 5.熱中症災害防止と防災意識の向上
  • 6.職場環境の改善
  • 7.年末無災害運動
  • 8.本年度の安全衛生活動の反省と来年度の安全衛生活動の計画

目標

東洋炭素は災害ゼロを目指します。

項目 2021年目標 2021年実績
労働災害 0件 6件
交通災害 加害0件 加害9件

労働災害度数率・強度率

度数率
強度率

※1 100万延実労働時間当たりの労働災害による死傷者数で、災害発生の頻度を表す指標です。
度数率=労働災害による死傷者数/延実労働時間数×1,000,000

※2 1,000延実労働時間当たりの延労働損失日数で、災害の重さの程度を表す指標です。
強度率=延労働損失日数/延実労働時間数×1,000

環境安全衛生委員会の活動

環境安全衛生委員会は、全ての従業員が健康で安全に製品作りができる労働環境を目指して、取り組んでいます。

  • 1.発生した災害や事故の原因分析と導き出した解決策の水平展開による事故の再発防止。
  • 2.ヒヤリハット報告の全社共有による事故の未然防止。
  • 3.法令の改正等の共有による法令順守の徹底。

生産性向上活動

生産性向上活動によるやる気と働き甲斐の向上

  • 7: エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 8: 働きがいも経済成長も
  • 9: 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 17: パートナーシップで目標を達成しよう

人口減少に起因する労働人口の減少は深刻な社会問題であり、企業にとって、生産性の向上は、極めて重要かつ永続的な課題であるといえます。
当社は生産性向上による活人化や活時間化により、社員の皆さんにより高度かつ戦略的な仕事に挑戦できる活躍の舞台を提供します。
現在、製造部門のみならず、間接部門も含め、全社が一丸となって、弛まぬ生産性の向上活動に取り組んでおります。そのような取り組みにより、各自の個性や専門技術・技能等の能力スキルを如何なく発揮して貰うとともに、やる気と働き甲斐を高められる企業風土を醸成して参ります。

生産性向上活動によるやる気と働き甲斐の向上

サステナブル調達

「サステナブル調達」の方針と想い

東洋炭素グループは、下記の「調達方針」のもと、調達活動を実施しています。この方針には、公平で公正な取引を行うことに加え、持続可能な調達活動を行うことが含まれています。また、調達活動において、グローバルなサプライチェーン全体における環境・社会的責任を果たすため、仕入れ先様と共に取り組みを行います。

調達方針
  • グローバル
    国籍、企業規模、事業地域、取引実績の有無を問わず、全ての仕入れ先様へ自由競争原理に基づいたオープンな参入機会を提供し、世界中の仕入れ先様から優れた部材、サービスを最適な地域から調達します。

  • 公平・公正
    品質、価格、納期、安定供給、サービス、提案力、情報力、技術力、環境保全、経営状況等はもとより、法令、社会規範の遵守等の項目を加味して総合的に勘案し、公平・公正に仕入れ先様を評価し選定します。

  • 信頼・情報の保護
    調達・購買活動に関連する法令・社会規範を遵守し、相互理解と信頼関係を築き、仕入れ先様との共存共栄を目指します。
    取引を通じて知り得た機密情報・個人情報は適切に管理・保護し、仕入れ先様の許可なしに第三者に開示いたしません。  

  • グリーン調達
    持続可能な社会の実現に貢献するため、地球環境問題に配慮したリサイクル・省エネルギー・省資源等を優先するとともに、有害化学物質を含まない部材を積極的に採用し、環境負荷低減に寄与するグリーン調達を推進します。

事業継続に必要な調達品を継続的、且つ安定的に調達します。
生産性向上活動によるやる気と働き甲斐の向上

「サステナブル調達」の概念図

社会貢献活動

社会貢献活動方針

当社は、各国各地域の皆さまとのふれあいとコミュニケーションを大切にしています。
従業員一人ひとりが地域社会の一員として、社会貢献活動に自発的に取り組む事により、地域社会の発展はもちろんのこと、社会課題への貢献性の実感と、そこで得た気づきや充実感により、従業員自らの生きがい・働きがいの向上に繋がる事を願っています。

1.当社の事業活動を通じ、地域と会社が共存できる社会をつくります。
2.地域と連携し要請や期待、ニーズを把握した継続的な活動を進めます。
3.従業員のボランティア意識を高め、地域で行う活動を奨励・支援します。

社会貢献活動の6つの輪

社会貢献活動

社会福祉

生活上何らかの支援や介助を必要とする皆さまに対し、援助をいたします。

ボランティア活動への参画

各社員が、各地域の自治体が主催するボランティア活動へ参画しています。

献血活動

詫間事業所、生産技術センター、萩原工場において、日本赤十字社・香川県赤十字血液センターによる献血会を基本的に年に各2回開催しています。
新型コロナウイルス感染症の影響により、2021年度は各事業所1回開催し、54名が参加しました。

生活困窮者への食品支援

フードバンク香川に災害対策用備蓄水(2ℓボトル)100本を寄贈しました。

生活困窮者への食品支援

フードバンクに飲料水を寄贈

環境保全

工場の緑化活動や工場周辺の清掃活動、自治体及び支援団体などが行っている河川・海岸清掃に参画し、環境保全を目指します。

植樹、緑化活動

事業所緑地帯への市木や市花の植栽を通じた緑化活動を実施しています。2022年は、詫間事業所において、三豊市の市木である桜を8本植樹しました。

河川、海岸、道路等の清掃(美化)活動

2021年11月に、香川県海ごみ対策推進協議会が主催する、県内一斉海ごみクリーン作戦に社員36名が参加し、有明浜(観音寺市)を清掃しました。

海ごみクリーン作戦

海ごみクリーン作戦

事業所周辺の清掃(美化)活動

詫間事業所、生産技術センター、萩原工場、いわき工場において、定期的な事業所周辺道路の清掃活動をしています。

事業所近隣の清掃ボランティア

事業所近隣の清掃ボランティア

災害支援

地震や異常気象による大雨洪水等の災害対策力向上と災害発生時の地域支援活動の展開を目指します。

災害時の緊急避難施設の提供

災害時に、いわき市といわき工場駐車場を地域住民の一時避難場所として開放することを、2022年に合意しています。

災害時の飲料水、物資提供

各事業所に保管している災害備蓄品等の物資を、被災地に提供する仕組みがあります。
2011年3月の東日本大震災の際は、いわき工場に物資を送り、近隣住民の方にも提供しました。

人づくり

将来を担う多様な人材を育成するため、出張出前授業や、公益財団法人近藤記念財団の運営支援を通じて、次世代のひとづくりを目指します。

地元高等学校への「出張講座」開催

事業内容や働く意味について触れ、地域社会を担う若者の成長を支援します。2021年12月に、香川県立観音寺総合高等学校で開催しました。

公益財団法人近藤記念財団の運営と支援

公益財団法人近藤記念財団の運営を支援しています。財団では、奨学助成事業による人材育成並びに研究助成事業による学術振興を通じ、社会の発展に貢献を図っております。

※公益財団法人近藤記念財団とは、東洋炭素の創業者、故近藤照久氏の趣意により創設され、現在は主に東洋炭素の株式を基本財産としており、東洋炭素の関連会社ではございません。

安全安心なまちづくり

消防団加入促進や交通安全活動を通じて、安心安全なまちづくりを目指します。

地域消防団への入団

地域消防団への入団を推進し、地域防災に貢献しています。
詫間事業所、生産技術センター、萩原工場、いわき工場の勤務者の内、2021年末時点で38名が地域消防団に所属し、活動しています。

地域コミュニティ

地域活性化、地域課題への積極的な支援活動により、よりよいコミュニティを目指します。

会社施設提供によるイベント開催時の協力

観音寺市「萩まつり」の開催時、工場駐車場を開放しています。

地域イベントや活性化事業への寄与

・観音寺市「銭形まつり」「萩まつり」、三豊市「詫間港まつり」他への協賛支援を行っています。新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年と2021年のイベントは開催されませんでした。2019年の開催時に、537,000円の協賛支援を行いました。
・企業版ふるさと納税「宝山湖ボールパーク夢いっぱいプロジェクト」に、2022年に1,000万円、2023年に1,000万円寄付することを決定しています。
・2022年、「雲辺寺周辺ジオ・トレイルランニング大会」への協賛を予定しています。

企業版ふるさと納税寄付金贈呈式

企業版ふるさと納税
寄付金贈呈式

品質管理活動

東洋炭素グループは、ISO9001品質システムを基軸に「お客様の満足度向上」「どこにもないモノをつくる」「最高水準の品質」を実現して行くとともにグローバル品質の仕組みを構築し、お客様と感動を共有できる製品品質・技術の提供を行います。加えて、設計・開発はもとより生産・販売・サービスに至る各プロセスにおける品質向上活動・改善にも取り組んでいます。

品質管理活動

東洋炭素の品質方針

【品質保証】とは、【顧客に満足してもらえる品質を保証する活動】である。すなわち、顧客ニーズや要求する品質を保証する為に行う、計画的・体系的な品質マネジメントとしての活動である。

  • 1.社員一丸で顧客満足度を向上させる。
  • 2.高品質、短納期、低コストへ取り組む。
  • 3.マネジメントシステムの継続的改善に取り組む。
  • 4.クレームは最優先で対応し、再発を防止する。

製造物責任の管理体制

製造物責任については、管理規程を制定し、製品企画、設計、製造から販売の各段階において、製品欠陥による事故発生の未然防止に努めるとともに、万一事故が発生した場合の適切な対応体制を構築しています。

ITグランドデザイン

当社では、 サステナビリティ·トランスフォーメーションを実現するための「ITグランドデザイン」を策定しています。 現在、中期経営計画と経営環境分析に基づく重要課題を抽出し、優先順位をつけて各テーマ別の活動を展開しています。
グローバルに連携したビジネスインテリジェンスの推進、 AIやloTを駆使したデータサイエンスによる生産性の向上、データ管理によるマネジメントの高度化、 サイバー攻撃等に対するセキュリティ対策の強化や、 クラウドコンピューテイング利活用による安定性と拡張性のあるIT基盤の構築、 そして、 それを担う人材の育成を進めることで、 デジタルトランスフォーメーションを推進し、当社の持続可能な発展への貢献とあわせて、社会課題の解決への貢献を進めてまいります。

ITグランドデザイン

Back to Page Top